★with Woodsトップ ★Garden Top ★DIY Select
屋根付きパーゴラ
ご近所さんに頼まれて、ウッドデッキの上に屋根を掛けます。
パーゴラの上にポリカの波板を貼ったような構造です。
製作過程
ACQ防腐注入済みのSPF材を使用します。

先ずはパーゴラの骨組みになる各パーツを切り出ししていきます。

写真は垂木の加工です。
ビームと連結する部分に切り欠きを入れています。
クランプで3本を1まとめにして工作しています。
こうすることで同時にぴったり同じものが3本できます。
屋根に15°の勾配をつけるため、垂木に15°の角度をつけて切り欠きを入れました。

何度もマルノコで切り込み、ノミでさらうと切り欠きができます。
部材を切り出し、いよいよ組み立てです。

4x4材の柱をデッキの床に金具で固定しました。
柱を立てるための水平器を使って垂直に注意しました。
構造体が組みあがりました。
母屋側の柱は、2階デッキの既存の柱をそのまま利用しています。
垂木の前に3400mmの長い2x4材を取り付けますが、一人の作業のため端材でL字のジグを作り、クランプで固定。反対側にも同じものを固定してあります。
この上に2x4材を引っ掛けることで一人でも作業が可能になりました。
ポリカの波板を貼っていきます。
ポリカ波板には、裏表がありますが、”こちらを太陽側にして取り付けてください。”の表示があります。
既存の柱を避けるため、切り欠きをジグソーでいれました。
波板貼りは、脚立に乗っての作業ですが、脚立の高さが足りないこともあり、思った以上に時間がかかりました。

波板を貼り終え、トイをつけてる途中で激しい雨が・・・。

夜7時近かったので作業は中止でしたが、雨漏りしないことがわかったので一安心でした。
波板は、山の頂上部分に下穴をあけておき、傘くぎを打ち込みます。
5山毎に傘釘で固定しました。
重なり部分は2山半を重ねて貼ります。
トイを取り付けました。
15°の角度で切り欠きを入れた垂木は、ビームにこんな風に収まりました。
トイ隠しの幕板?を貼って出来上がりです。
デッキ側から見たところです。


雨が吹き込み難いよう角度をつけて低め(最低天井高185cm)にしました。

ワンちゃんがこのデッキで暮らしておりますが、これで雨の日も安心ですね。
クランプ
最近重宝しているのが、T型クランプやサッシュクランプです。
ポニークランプも良く使いますが、適度に締め付けが可能で軽いので仮止めしたり、接着の際にはT型やサッシュクランプが活躍しています。
シンワ ジャスティー
写真で使っているマルノコ用の定規ですが、正確に直角に切ったり、角度を自由に設定できるので角度をつけて切る時には便利です。
マルノコ
今回は、12Fの長さの材から切り出していますが、こういう長尺モノのはマルノコが便利ですね。できればスライドマルノコが欲しいところです。

今回の塗装は
インウッド(ピーカン)
で行いました。
購入先